知らない人が多いエアコンの正しい処分方法

エアコンを処分したい時に必ず知っておきたい事
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ところであなたはエアコンの処分方法をご存じだろうか?

エアコンの場合、普通のゴミと違って簡単に捨てる事が出来ない為、少し困ってしまってはいないだろうか?

また、処分方法がわからずにネットで探した業者に依頼して、料金トラブルになり嫌な思いをした事がある方も多いのではないだろうか?

実は知識が何も無いまま、安易にネットで見つけた業者に依頼したり、近所を走っている不用品回収業者を利用するとトラブルが起きやすくなる。

その多くが料金トラブルだが、(無料)のはずが後で料金を請求されたり業者の態度が豹変して怖い思いをして、仕方なく応じるケースも多い。

覚えておいてほしい。

家電製品(洗濯機・テレビ・エアコン・冷蔵庫)は処分する場合、必ずリサイクル料というものを払わないといけない。

そこで、このページではエアコンを処分したい時に参考にしてほしい正しい手順を紹介していく。

必要な時に役立ててほしい。

1.エアコンの正しい処分方法

 

エアコンを処分したい時に必ず知っておきたい2つの事エアコンを処分する場合、その時の状況に合わせた賢い方法で行うようにしよう。

例えば、買い替えをする予定の人・引っ越しを気に完全に廃棄をしたい人等、その状況はそれぞれ違うと思うので、今後どのようにしていくかで処分方法を決めるようにしていこう。

また、エアコンの処分は多少の工具と車があれば個人でも簡単に出来てしまうので、出費を最小限に抑えたい方は自分で行う事も可能だ。

エアコンの室外機、室内機は重量があるので女性にとっては大変かもしれないが、男性なら問題ないはずだ。ただ、少し手間がかかる事は覚悟しよう。

1-1.購入したお店に処分依頼をする方法

先程、エアコンは処分するのに必ず費用が必要になる事をお伝えしたと思う。

それは、購入者、販売店、メーカーの3者で費用を負担する義務があり、適正な処分をするにはお金が必要になる。

消費者であるあなたは、購入したお店(家電量販店)に引き取り処分を依頼することも出来るのだ。その場合、リサイクル料金、収集、運搬費などを払う必要がある。

また、取り外し料金や出張費も必要になるのでのが通常だ。

私は以前、某大手家電量販店にエアコン処分費用に掛る見積もりを頂いたことがあるので紹介しておこう。(壁にエアコンが、取り付けられている状態)

1.出張費 2000円程

2.取り外し費 6000円~(設置状況で変動ありとのこと)

3.リサイクル料、収集運搬費 1900円(メーカーに運ぶのに掛る費用)

ざっくり聞いた結果、これくらいの費用が必要になることを覚えておこう。

また、処分依頼をする為に、申込用紙をお店に記入しに行かないといけない。その時、日程調整をするのだ。

しかし、引っ越しを機に購入したお店が遠方にある場合、処分してもらう事が難しい。その場合は最寄りの自治体や小売店でも対応してもらえる事があるので相談してみよう。

難しい場合は次にお伝えする方法をとろう。

1-2.リサイクル券を購入して指定場所に持ち込む

これは一番、費用を抑えることが出来る方法だ。基本的に業者に依頼すると収集運搬費が必要になるが、自分で指定引き取り場所に持ち込めば収集運搬費は掛らない。また、エアコンは15分もあれば簡単に外すことが出来るし、処分する場合、配管を傷つけても問題ないので、手順だけ守れば多少強引でも構わない。

エアコン取り外し時に抑えるべきポイントとしては実は凄く簡単!エアコンポンプダウンの方法に詳しく説明されているので読んでおこう。

しかし、車が無いと運ぶのは大変だ。あくまでも条件が揃っている方の方法と言えるだろう。

ちなみにリサイクル料は郵便局で家電リサイクル券を使用して振り込むのが基本だが、自治体によっては異なるので確認しておこう。

また、リサイクル料金はメーカーによって異なる。

すべて紹介はしないが大手メーカーの基本的な料金は972円程になる。

詳しくは郵便局に問い合わせしてみよう。

1-3.買い替え時に処分してもらう

エアコンが壊れてしまい買い替えが必要な時、ネットで購入して自分で取り付けまでする方はあまりいないはずだ。大抵の方は、購入するときに取り付けまでお願いするはずだ。そこで、新品エアコンの取り付け時に既存の古いエアコンを取り外しから処分まで依頼するのが一番スマートな方法と言える。

その際もリサイクル料や収集運搬費は必要になるが、出張費や取り外し費はセットになっている事も多いので、購入先に詳しく聞いてみるようにしよう。

もし、ネットで購入してご自身で取り付けしたいなら誰も知らない!引っ越し時に簡単にエアコンを取り付ける方法を参考にチャレンジしてみよう。一つ一つ細かく紹介しているので参考になるはずだ。

2.エアコン処分時に気をつけるポイント

 

第1章で紹介した手順が適正なエアコンの処分方法だが、中には何も知らずに間違った方法で処分している人も少なくない。

そもそもそれが間違った方法と認識していないで、ただ単に安いからとか、無料だからと言った安易な考えで行動していることがあるのだ。

それでは、知らずにやっている人の多い、間違った処分方法を紹介していく。

2-1.違法不用品回収業者を利用してはダメ

都心部で多く見られるので、あなたも一度は聞いたことがあるのではないだろうか?

よく軽自動車にスピーカーを付けて、(いらなくなった冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン回収いたします。壊れていても構いません)こんな感じのフレーズをリピートしているのを聞いたことがある方も多いと思うが、大抵が違法な不用品回収業者だ。一般家庭から廃棄物に該当する使用済み家電製品を引き取るには一般廃棄物処理業の許可が必要だ。しかし、その多くが許可を持たないまま違法な営業を行っているのが現状だ。

2-1-1.違法不用品回収業者を使ってはいけない理由

1.料金トラブルが多発している

廃棄はダメ!覚えておきたい家電リサイクル法のすべてでも紹介しているが、エアコンの処分に困ってインターネットで検索したところ、(エアコン無料で回収します)と堂々と広告を掲げている業者があるが、利用してはいけない。

なぜなら、無料をうたい文句に客を集めて、いざ依頼したら最後にお金を請求してくるといった業者とのトラブルが多いからだ。

無料とだからと思って、あれもこれも引き取ってもらおうとすると、意図していなかった料金を請求されるケースが目立つ。また、嫌なら玄関先に置いて帰るよ。みたいな事も言われる事もあり、仕方なく支払に応じる事になってしまう人が多い。

それは街を走っている不用品回収業者も同じだ。

そもそも、家電リサイクル法に従って適正な処分をするルールがあるのに無料回収を文句にしているのは不自然ではないだろうか。

2.環境汚染や火災を引き起こしている

家電リサイクル法が施行される前は、使用済み家電製品を埋め立てていた。しかし、現在は資源をメーカーに返して再利用する働きが主流だ。

しかし、違法不用品回収業者が引き取った家電製品は最終的に海外に輸出されるか、不法投棄されることになる。また、知らないかもしれないがエアコンには希少な銅などの金属類が使用されており、お金に換えることが出来るのだ。

そこに目をつけた不用品回収業者がエアコンを無料で引き取ろうとする。

エアコンの室内機、室外機からは3000円~5000円程の価値に換えることが出来ると言われている。2台引き取れば日給を稼ぐことが出来るほどだ。

しかし、価値の無い残りのパーツは不法投棄されることになり捨てられた家電から発火して火災などの報告も出ている。そして、エアコンにはフロンガスが閉じ込められていて適正な回収をするように法律で決められているが、それも行わない為、大気汚染や地球温暖化などの原因を作り出しているのだ。

3.古物商の許可を持ったリサイクルショップを利用しよう

 

まだ、使用価値のある商品であれば古物商の許可をもったリサイクルショップを利用する方法もおすすめだ。

捨てるのが勿体なく、再利用できそうなものに関しては型式や状態を説明して買い取ってもらう事も可能なのだ。

4.まとめ

 

エアコン処分をしないといけない時は購入店、地域の自治体、郵便局などの方法がある。

それは完全に処分をするのか、買い替えるかで一番ベストな方法は異なる。他にも費用を最小限に抑えるのかで処分方法は変わってくる。

自分の状況に合わせて一番ベストな方法を選択するといいだろう。

参考になったなら幸いだ。

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