洗面台が古くなってくると同時にシャワーホースも劣化してきます。やはり、目処としては10年を境にシャワーホースから水漏れが起こりやすくなります。しかし、水漏れが起きても何処を直せばいいのかわからなくてお困りの方は多いのではないでしょうか。また、部品交換で修理可能なのか、シャワーホース本体を交換すべきなのかの判断も中々一般の人には難しいのではないでしょうか?そこで、このページでは洗面台の蛇口(シャワーホース)から水漏れがあった場合の修理方法、また、対処法なども交えて紹介していきたいと思います。
是非参考にして下さい。
Contents
1.部分別に見る水漏れ修理方法
1-1.止水栓から水漏れしている場合の対処法
まずは止水栓から水漏れしている場合の修理方法をご紹介していきたいと思います。
止水栓から水漏れしている場合はナットの中に入っているパッキンが劣化している為に水漏れが起こります。
その場合はパッキンを新品に交換してあげるだけでなおってしまいます。
まず初めに止水栓を閉めておきましょう。
止水栓を閉めないで作業を行ってしまうと水が噴出してしまうので注意が必要です。
止水栓が閉めれたらモンキーレンチを使ってナットを緩めていきましょう。反時計回りにまわせば緩むハズです。
そして、水とお湯がありますので両方のナットを外します。
漏れているほうだけでも構いませんがこの際、両方のパッキンを変えておきましょう。
そして、ナットの中を見てみると青色をしたパッキンが入っているので精密ドライバーなどを使って取り出します。
次に新しいパッキンに入れ替えて逆の手順で元に戻せば完了です。止水栓を開けて漏れてこないか確認して見ましょう。
1-2.シャワーヘッドから水漏れしている場合の対処法
シャワーヘッドから水漏れしている場合はシャワーヘッド内部に取り付けられているパッキンが劣化している為に起こります。
パッキンだけ交換してあげたい所ですが、市販では同じサイズのパッキンを手に入れるのは困難です。
その場合はシャワーヘッドを交換してあげましょう。
画像を見てください。
シャワーのヘッド部分は外す事が出来ます。
洗面用シャワーヘッドを新しいものに交換してあげましょう。
1-3.シャワーホースから水漏れしている場合の対処法
シャワーホース本体から水漏れしている場合は交換が必要になります。
シャワーホースは出し入れを繰り返す事で亀裂が生じ、ホースに穴が空いたりして水漏れを引き起こします。
その場合、洗面台の下に水が伝って床が濡れ始めます。
気がついたらビショビショになっていたという場合はホースの亀裂が原因の可能性が高いです。
潔く交換することが大切になります。
シャワーホースの交換の仕方は洗面台の蛇口の交換の仕方を参考にしながら実践して見てください。
1-4.レバーハンドルの下から水漏れしている場合の対処法
それでは、レバーハンドルの下から水漏れしている場合の修理方法をご紹介します。
レバーハンドルの下の水漏れとは、洗面台とレバーハンドルが接続されている繋ぎ目の部分のことを言います。
良くあるパターンとしてはジワジワと水が染み出ている事が多いです。実はこの原因としては中に入っているバルブカートリッジと言う部品が劣化してきている為に、こういった水漏れが起こるようになります。
その場合はバルブカートリッジを新品に交換することが重要です。また、バルブカートリッジは台所のシングルレバー混合水栓などにも使われており、最近のレバータイプであれば全てに使用されています。しかし、バルブカートリッジにも種類があり、見た目は同じような作りをしていますが蛇口の種類や品番に合ったバルブを使用しなくてはいけません。
それではバルブカートリッジの交換方法をお伝えしていきます。
初めに精密ドライバーや先の細いドライバーを使用して、上部に取り付けられているキャップを外してしまいましょう。
キャップはメーカーや種類によって多少形や大きさは異なりますが要領は概ね一緒です。
キャップを外すと十字ネジで締め付けられているのが確認できます。
プラスドライバーを使って十字ネジを緩めていきましょう。
また、十字ネジではなく六角棒レンチタイプもあるので臨機応変に対応していきましょう。
ネジを外すとレバーハンドルを外す事が出来ます。
レバーハンドルは真上に持ち上げるだけで外れます。
画像を見ると少しずつバルブカートリッジが見えてきました。
次にまわりの白い部分を外しましょう。
反時計回りにまわせば外れます。
他にも真上に持ち上げるだけのタイプもあるので自分の家の蛇口に合った方法で行ってください。
次に金属で出来た部分をウォーターポンププライヤーを使ってまわしていきましょう。
かなり硬くなっている場合は下もずれてしまいますのでパイレンやベルトレンチ等で固定するといいでしょう。
まわりの金属部を外せたらようやく、バルブカートリッジを交換できます。
カートリッジは上に乗っかっているだけなので真上に持ち上げるだけで外せて、新しいカートリッジを乗せるだけです。
非常に簡単です。
交換が終わったら逆の手順で元に戻せば完了です。
最後に水を出して水漏れが止まるか確認することを忘れずに。
以上です。
2.まとめ
シャワーホースの水漏れと言っても何処から水漏れしているかで対処法が異なります。
今回紹介した事を参考にすれば、自分の家で水漏れが起こった際も、簡単に修理することが可能となるはずです。
参考になったなら幸いです。