日立のドラム式洗濯機を使っていると排水詰まりのエラーが出る事がよくあります。排水詰まりのエラーは日立の場合c02と言うエラーコードで表示されます。よくあるトラブルの一つですが、突然洗濯機が使えなくなってしまっては生活に支障をきたします。そこで、この記事ではなぜ排水が詰まるのか?c02を起こす原因は何か?と言うことを紹介していきたいと思います。
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c02が頻発!?ドラム式洗濯機が排水が出来ない4つの原因
糸くずフィルターを掃除していない
皆さんはどれくらいの頻度で糸くずフィルターを掃除していますか?恐らく糸くずフィルターを掃除してください。のアラートが表示されてからする方が多いと思いますが、これだと詰まりの原因になってしまいます。糸くずフィルターが詰まっている状況で使い続けると、糸くずフィルターでキャッチしきれない詰まりが排水ホース内に流れていき排水ホースのL字部分で引っかかるように詰まってしまいます。そして、気づいたら排水不良を引き起こしc02が表示されます。糸くずフィルターは毎回掃除するくらいマメに綺麗にしましょう。
排水口のお掃除をしていない
洗濯機の排水口はお掃除してますか?恐らく大半の方がやってない。やりたいけど出来ない。やり方がわからない。だと思います。しかし、そのまま放置しておくといつか詰まります。それがc02の原因です。排水口には排水トラップが付いています。そこで詰まりが生じます。画像で紹介している白い筒が排水トラップです。ここに詰まりが引っ掛かり排水エラーが起きます。もし、排水口に手が届く方はマメにお掃除してあげましょう。詰まってしまってからだと、水が溢れてくるので大変です。
もし、マンションに住んでる方で洗濯パンがあって排水口が下に隠れてしまって掃除が出来ない場合はかさあげ台を設置してあげましょう。
かさあげ台とは!?
かさあげ台はAmazonなどでも購入出来ます。排水溝のお掃除が出来なくて困っている方は必見です。
乾燥機を毎日使う家庭は詰まります
ドラム式洗濯機と言えば乾燥機を使いたいから購入したと言う方が大半だと思います。しかし、これが盲点です。乾燥機を使うと必ずいつか詰まります。使用頻度によりますが3年〜5年で詰まる事が多いです。乾燥時に出た糸くず、綿埃が水分を含み髪の毛と絡まることで玉になります。塊となり排水口に流れていくのですが、先ほど紹介した排水トラップで引っかかり排水不良c02を引き起こすのです。また、ドラム式洗濯機は節水が売りなので使う水の量が少ないです。すると排水の勢いや水量が少なくて流しきれないで排水経路の色んな所で引っ掛かってしまうのです。
つまり、節水にはなりますがメンテナンス料が掛かってしまう仕組みになっているのです。
詳しくは日立ドラム式洗濯機C02の修理方法を徹底解決で紹介しています。
窓パッキン(ベローズ)の淵を掃除していない
乾燥後に窓パッキンに付着した綿埃を毎回取り除いてますか!?毎回綺麗に拭き取れば、排水まで流れる前に綿埃を取り除けるので詰まりを予防できます。窓パッキンの裏側にもたくさん乾燥後の綿埃が付着しているので、毎回ペーパーで拭き取るようにしましょう。毎日の積み重ねが、詰まりを予防します。
水位センサーがc02に関係している
天井パネルを取り外すと、基盤があります。その基盤の下に水位センサーがあります。水位センサーが故障すると排水が詰まっていないのにc02が表示される事があります。もし、排水は異常なくc02が頻発するなら詰まりではなく水位センサーを疑いましょう。交換は業者に任せた方が賢明です。
水位センサーって何!?
水位センサーの役割について少しご紹介します。
洗濯機の水位センサーは、洗濯機の中の水の量を監視し制御するための重要な部品です。その役割は以下の通りです:
- 水量の制御: センサーは洗濯物の量や選択された洗濯プログラムに応じて適切な水量を保つために、洗濯槽内の水位を監視します。これにより、洗濯に必要な水の量を正確に管理することができます。
- 省エネルギーと効率の向上: 適切な水量を使用することで、エネルギーと水の消費を最小限に抑えることができます。また、最適な水位によって洗濯の効率も向上します。
- 安全性の確保: 水位が異常に高くなった場合や他の問題が発生した場合、センサーは洗濯機に警告を送り、オーバーフローや他の潜在的な問題を防ぎます。
- 洗濯サイクルの最適化: 洗濯物の種類や量に応じて水位を調整することで、洗濯物を最も効果的に洗浄することができます。
総合すると、水位センサーは洗濯機の効率的な運用に不可欠な役割を果たしており、省エネルギー、安全性、洗濯品質の向上に寄与しています。
まとめ
日立ドラム式洗濯機のc02は排水詰まりか水位センサーの故障です。そして排水が詰まる原因は4つです。
糸くずフィルターを掃除していない。
窓パッキンの汚れを拭き取っていない。
排水溝を掃除していない。
乾燥機を毎日使っている。
これらのことを理解して、メンテナンスをマメにすることで詰まりの予防になります。
水位センサーの故障に関しては、アンコントロールなのでその時は修理依頼をしましょう。