我が家でもそうですが、日立のドラム式洗濯機を使っていると3年〜5年を目処に一度はC02のエラーコードが表示される事があります。もちろん使用頻度や家庭により個人差はあるものの日立のドラム式洗濯機を使っている方なら避けては通れない、必ず一度は経験するトラブルだと思います。
細かく言うとC02の原因はいくつかありますが、その原因の多くが排水不良によるトラブル、排水つまりのエラーコードです。
そして、この記事では現在C02が表示されて排水出来なくて困っている方に向けて修理方法を徹底解説していきます。今日中に洗濯機を使いたい!!コインランドリー行くのは嫌だ!!子供の洗濯物が多すぎてメーカーを待ってる時間なんて無い!!ネットの広告業者はぼったくりだから頼みたくない!!笑
そんな方は是非参考にしてみてください。この手順通りやれば必ず主婦でも直せます。
動画で見たい方はこちらから!!
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詰まりがドラム式内部側か排水溝側にあるか確認しましょう
これはどう言うことかというとc02が表示されている場合、洗濯機本体側に詰まりが発生しているケースと排水溝側に詰まりが発生しているケースがあります。その為、まずはどちら側に詰まりがあるのかを確認してから修理を行う必要があります。
何もわからないまま、闇雲に作業しても良い結果は生まれません。却って故障させたり時間の無駄になる事が多いです。
それでは確認の方法を見ていきましょう。
糸くずフィルターを開けたら水が出てくる!?
c02が表示された時に糸くずフィルターを掃除する方が大半だと思いますが、その際に糸くずフィルターから水が出てくるか否かが一つのポイントになります。もし、糸くずフィルターから水が出てこないのであれば難易度が高い修理になるので業者に修理依頼をした方が賢明です。しかし、洗濯槽に水が溜まっていないともちろん糸くずフィルターから水は出てこないので、洗濯槽に水が溜まっているか確認してください。溜まっているけど出てこないのであれば修理依頼をしてください。
糸くずフィルターから水が出てきたよ。って方は次に紹介するやり方で修理していきましょう。
前下部パネルを外しましょう
日立のドラム式洗濯機の前面下部パネルを外していきます。左右のネジをプラスドライバーで2本外して、下にスライドするように下げるとパネルは外せます。中々、外れないと言う方は糸くずフィルターが邪魔してるので糸くずフィルターを外してから行ってください。
続いて左側のネジも外します。
外せたらパネルを下にずらします。
中はメンテナンス出来るスペースが設けられています。
確認すべき3つの箇所
パネルを開ける事に成功したら、次に確認すべき3つの箇所を紹介します。この3つを確認できれば、どこかに必ず詰まりの塊が潜んでいるからです。
1、排水弁の先に詰まりが無いか確認しましょう
排水弁ユニット内にある左側の黒いゴムホースを取り外してみてください。見えにくいかもしれませんが、排水ホースと繋がっていてその奥で詰まりの塊が潜んでいる確率が高いです。
この部分ですね。
取り外すと、わかりやすいです。
排水弁ユニットは機種によって外すネジの本数は違いますが、一つ一つ追っていけば外せます。
これが排水弁ユニットを外したシーンの画像です。左側の穴の中に詰まりの塊が潜んでいることが多いです。しかし、こんなに外す自信がないと言う方は、細長いペンチを使って詰まりの塊を取り除くことが可能です。もしくはこの穴の中にワイヤーを押し込んでグリグリやれば塊が砕けて流れていくことが多々あります。ポイントはこの穴に詰まりの塊が潜んでいるかを確認する事です。私はスマホのカメラで穴の中を撮影して確認してます。皆さんもやってみてください。
2、排水溝の確認をしましょう
排水溝の詰まりもc02の原因の可能性は高いので確認が必要です。排水口の蓋を開けると排水トラップ内に塊がありました。この汚れが水の流れを食い止めているんですね。
排水口の中にも詰まりの塊が潜んでいる事が多いので取り除いてあげましょう。
3、排水ホースの中も確認しましょう
日立のドラム式洗濯機の特徴でもあるのですが、他のメーカーと異なり日立は排水ホースが太いのが特徴です。排水ホースの計を大きくすることで排水詰まりを予防しているのですが、実は却って詰まりやすくなっています。
排水ホースと排水エルボを接続するために、異形ジョイントと言われる部品が使われているのですがこの部分で詰まりが起きている事が多々あります。これは異形ジョイントを外した状況です。太い排水ホースから急に細い異形ジョイントにサイズが絞られるので詰まりが渋滞して排水エラーを起こしてしまいます。
これが排水ホースの穴と異形ジョインです。突然、狭くなっているのがお分かりいただけるかと思います。ここを外せば詰まりの塊がごそっと出てくる事が多いです。接着剤で固定されている場合もあるので、その際はグリグリ回すように取り外します。
水位センサーの故障の可能性も!?
ドラム式洗濯機の水位センサーが故障すると、c02が頻発する可能性があります。もし、排水が出来るのにc02が表示されたら水位センサーを疑いましょう。乾燥途中でもc02が出る時があります。
まとめ
日立のドラム式洗濯機で起こるc02のエラーコードは排水エラー(排水詰まり)です。
乾燥機をよく使う人は、必ずいつかは遭遇するであろうトラブルと言って良いかもしれません。
しかし、c02は故障ではないので適切に詰まりを除去してあげれば解決できます。
詰まりの原因が洗濯機側か排水口側かを確認します。
詰まりの塊を取り除いて、排水テストを行い、無事脱水まで動けば修理完了です。