パナソニックドラム式洗濯機のU11は水位センサーが原因

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パナソニックドラム式洗濯機U11の修理方法を徹底解説で紹介した排水エラーの修理方法の他にU11が表示されても排水詰まりが原因ではないケースがあります

水位センサーが故障するとU11が表示されます

U11の原因は詰まりだけではない!?

実はU11の原因は詰まりだけではありません。

水位センサーの故障やチューブのつまりの原因もあります。

排水は出来るし、洗濯機も回る。だけど、途中でU11が表示される。そんな時は水位センサーを疑う必要があります。

水位センサーとは!?

画像の中央にある白い円状の部品が水位センサーです。

水位センサーは、洗濯機内の水量を制御するために重要な役割を果たします。このセンサーの主な機能は以下の通りです:

  1. 水量の監視と制御: 洗濯機は、洗濯物の量や選択された洗濯モードに基づいて必要な水量を決定します。水位センサーは、洗濯槽内に入る水の量を監視し、適切な水位が達成されると洗濯機に通知します。
  2. 省エネと効率の向上: 洗濯機は必要以上の水を使用しないようにすることで、水とエネルギーの消費を抑えます。水位センサーにより、最適な水量が保持され、洗浄効率が向上します。
  3. 安全機能: 水位が異常に高くなると、センサーは洗濯機に警告を発し、機械がオーバーフローするのを防ぎます。
  4. 洗濯サイクルの最適化: 水位センサーは、異なる洗濯サイクルで最適な水量を保つことにより、洗濯物に適した洗浄を提供します。

このように、水位センサーは洗濯機の効率性、省エネルギー性、安全性を高めるために重要な役割を果たしています。

この部品が故障するとU11が出てしまうこともあります。排水は出来るけどU11が出る時はこの水位センサーを疑いましょう。パナソニックのドラム式洗濯機の場合、水位センサーは上部のパネルを外して、基盤の配線などを外して交換する必要があります。頑張れば出来ないこともないですが、一般の人にはハードルが高い作業になるので修理業者に依頼した方が賢明だと思います。しかし、水位センサーの交換しなくても直せる事が多々あります。それは水位センサーのチューブ内の汚れを取り除く事で解決するケースです。

パナソニックドラム式洗濯機U11の修理方法を徹底解説

水位センサーのチューブに詰まりがあるかも!?

水位センサーに繋がっているチューブを追っていくとドラムの裏側に辿り着きます。このチューブを外して息を吹きかけてたり長い針金を押し込んでいくとジェル状の詰まりが取れる事があります。原因はチューブ内の詰まりが原因で起きている可能性もあるのです。

パナソニックドラム式洗濯機U11の修理方法を徹底解説

ドラムの裏側はネジで外せます

12本のネジを外せばドラムの裏側のパネルを外せます。

パナソニックドラム式洗濯機U11の修理方法を徹底解説

プラスドライバーで外していきましょう。

12本のネジを外すと裏側の鉄板が外れます。

外れました。次に水位センサーのチューブを確認していきましょう。

このチューブの中に汚れが溜まっていたり、ジェル状の液体が詰まっていたり、洗濯機側に黒い汚れが付着していたり、水位センサーまで水が送れないのでU11が表示されてしまうのです。チューブを取り外しして、中を息で吹きかけたり細長いワイヤーでチューブ内を掃除して戻したら治るケースも多々ありますので、試してみてください。

難しいのは修理よりもドラム式洗濯機を移動させることかもしれませんが。。。

まとめ

パナソニックのドラム式洗濯機で度々起こる、U11の表示の殆どは排水詰まりのエラーですが、水位センサー故障、もしくは水位センサーと繋がっているチューブ内の詰まりの可能性もあります。

排水が出来るけど、U11が表示される。そんな時は水位センサー周りを確認する必要があります。

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