誰でも一度は使ったことのあるシャワー。皆さんお風呂に入る時は必ず使うはずです。
この記事を書いている私も毎日シャワーで済ませてしまう程のシャワー愛好家です。
しかし、毎日使うシャワーだからこそ水漏れや亀裂が生じやすくなります。
目安としては10年を機にトラブルが起こりやすくなるので、丁度交換時期となります。
しかし、シャワーホースを交換をしようと思った時、果たして自分でうまく交換作業をすることが出来るのだろうかと心配ではありませんか。今までビニールテープなどを巻いて応急処置として誤魔化しながら使用していたあなたも、そろそろ限界だと思っているのではないでしょうか。
そこで、このページでは水回りが苦手な女性でも簡単にシャワーを交換する為の手順を紹介していきます。
是非参考にしてください。
Contents
1.シャワーホースを交換する際に覚えておきたいこと
1-1.ナットを緩めると水が噴き出す?!
シャワーホースを交換する時にあなたが心配に思っている事は何ですか?
自分でシャワーホースを交換して安く済ませたいけど、自分で行うと水漏れしたり、水が溢れ出して止まらなくなったり、元の状態に戻せなくなったり。そんな心配はありませんか?
水回りが苦手な方は特に思うはずです。
確かに、構造や仕組みを理解してから作業を行う事は非常に重要ですがシャワーホースの交換程度であれば難しい知識は必要ありません。
これから説明する手順どおり行えば簡単に出来てしまいます。
また、ナットを緩めても水が噴き出す事はないので安心して交換することが出来るはずです。また、一度外しても元に戻せなくなることはありません。
落ち着いて逆の手順をすればいいだけです。そんな不安があるから自分で作業することに躊躇している方も多いのではないでしょうか。
1-2.シャワーホースのサイズがわからない
シャワーホースの交換をしたいけど、サイズが様々で自分の家の水栓に取り付け可能なのか?という疑問をお持ちの方も多いはずです。また、どんなシャワーホースでも交換できるのか。買ってから規格が合わなかった。そんな事になったら嫌ですよね。
メーカーから販売されているような性能の高いシャワーを望むなら型式などを調べる必要がありますが、ホームセンターなどで販売されているシャワーホースはどんなメーカーにも対応できるようになっています。
どんなメーカーにも取り付け出来る様に万能タイプが販売されているので安心です。
また、値段も数千円の手ごろな物が多く特にこだわりが無い方には十分なはずです。
後は、切り替えやストップ機能などの性能を考えて選ぶようにします。
2.シャワーホースを交換しよう
それではシャワーホースを交換していきましょう。今回交換するシャワーホースは市販で販売されている万能タイプのものです。
2-1.既存のシャワーホースを取り外そう
STEP.1
初めに既存のシャワーホースを取り外すところから始めます。
浴室の水栓を見るとシャワーホースが接続されているナットが確認できると思います。
実はシャワーはこの部分で接続されているだけで、簡単に外すことが出来ます。
必要な工具はモンキーレンチひとつだけです。
STEP.2
モンキーレンチが入らない時はウォ―ターポンププライヤーを使うようにします。
ある程度緩めたら指でナットを回して外します。
固いのは最初だけなので、すぐに外せるはずです。
STEP.3
外したナット部分とホース部分を分解します。
指で回せば外せます。
STEP.4
既存のシャワーを外したら新しいものを取り付けていきましょう。
万能タイプのシャワーホースにはメーカーによってアダプターが付属で付いてきます。
アダプターはメーカーによって規格やサイズが異なるのを解決してくれる重要なパーツです。
要するにメーカーに合ったアダプターを取り付けてあげる必要があります。
アダプターにもいくつか種類があり、代表的なメーカーは以下のようなものがあります。
・TOTO
・KVK
・ガスター(東京ガス)
・INAX
・リンナイ
・SAN-EI
・KAKUDAI
また、自分の家のシャワーホースのメーカーはシャワーヘッドに印字されています。
画像を良く見るとKVKと印字されているのが確認出来ました。
よって、このシャワーホースはKVKのシャワーホースだということがわかります。一度もシャワーホースを交換したことがない場合は水栓もKVKのものになりますので、使用するアダプターはKVKのものを使用することになります。
STEP.5
画像に注目してください。
これがアダプターです。いくつか種類があるのがわかるはずです。
今回使用するのはKVKのKというアダプターです。
アダプターにアルファベットや数字で印字されているので説明書を読みながら確認していきます。
STEP.6
ナット部分を指である程度まわして取り付けます。
STEP.7
出来たらアダプターを取り付けます。
STEP.8
指で回してある程度固定したらモンキーレンチで軽く締めつけます。
締め込みが緩いようだと、隙間から水漏れするので注意してください。
STEP.9
続いてシャワーホースを取り付けていきましょう。
アダプターさえ取り付けてしまえば後は簡単です。
しかし、この時気を付けないといけないのがパッキンを入れ忘れてしまう事です。画像の中央に黒いパッキンがありますが、入れ忘れると水漏れしてしまうので必ずパッキンをはめるのを忘れないように注意しましょう。
パッキンは購入時に付いてくるので別個で購入する必要はありません。
STEP.10
シャワーホースを接続します。
STEP.11
最後にシャワーヘッドを取り付けて終了です。
通水テストをして、水が出るか、水漏れが無いかをよく確認して終わりです。
3.シャワーホースを交換すると節水に繋がる
毎月の水道代が高くて、節水に励んでいる人はシャワーを交換してみましょう。シャワーを交換すると水量を約30%節約することが出来るのです。
例えば4人家族の節水量
1人あたり10分間シャワーを使用した場合
一か月で2ℓペットボトル約2700本分
一か月でお風呂約30杯分節約できます。
これだけの量を一か月で考えると凄い量ですよね。
シャワーホースを選ぶ際は商品代金だけではなく、節水を視野にいれたシャワー選びを心がけましょう。
4.まとめ
シャワーホースは誰でも簡単に交換できるということがわかっていただけたのではないでしょうか。
水漏れや亀裂が起きたり、なんかしらのトラブルがないと交換しないと思いますが、節水の面でも重要になります。
毎月の水道代が高くて困っている方はシャワーホースを交換して水道光熱費を節約するようにしましょう。
シャワーホースの交換はそういった意味でもメリットが高いのです。