ウォシュレット水漏れの修理方法

ウォシュレット水漏れの修理方法
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あなたの家のトイレはウォシュレットが設置されているだろうか?ウォシュレットの普及率は今では70%とまで言われており、多くの家庭で使用されていることがわかっている。しかし、その普及率の高さゆえトラブルも起きている。ウォシュレットが始めて家庭に出回ってから(2015年)現在で35年前にもさかのぼる。また、普及し始めたのがそれから8年後ほどなので、20年以上使っている家庭も中にはいるのではないだろうか?そして、そのトラブルの代表格とも言えるのが水漏れだ。ノズルや操作パネルなどからポタポタ水漏れすることはよくあることだ。しかし、ウォシュレットは電化製品。一般の人が修理するには少し根気が必要になる。それでは説明していこう。

1.ウォシュレットの水漏れが起こる原因

 

ウォシュレットにはノズル・操作パネル裏のホースの継ぎ手などから水漏れが起こるケースがある。そのほとんどが経年劣化によるものが多くパッキンの消耗、バルブユニットの劣化、ゴミ噛みなどがあげられる。

2.水漏れ箇所を特定しよう

 

まず始めにどこから水漏れしているのか特定する必要がある。そして、それに応じた修理方法をしてあげよう。

2-1.ウォシュレットのノズルの部分が水漏れ

一番多いのが、ノズル本体からの水漏れだ。
ウォシュレットノズルは水を出すときも止めるときもバルブユニットと言われる部品で作動している。よって、バルブユニットを交換してあげないと解決には至らない。ノズルで水も漏れだから、ノズルユニットを交換すべきかと勘違いされる方もいるみたいだが間違いなので注意しよう。

バルブユニット内部に接続されているダイヤフラムパッキンが水垢が原因で詰まっている可能性があり、掃除をしてあげれば直る可能性もあるが、バルブユニットを交換してあげるのが確実であり再発防止にもつながるので安心だろう。

しかし、バルブユニットはメーカーやホームセンターで直接購入することが出来ない可能性がある。
なぜなら、バルブユニットを交換する場合、ウォシュレット本体内部を分解していく必要があり、構造は複雑になっている。よって、メーカーでは個人での修理を推奨していないのだ。

当然バルブユニットを販売してくれない為、本気で修理をしたい場合、水道業者に部品だけ発注してもらう必要がででくるのだ。

それでは手順を説明していこう

2-1-1.バルブユニット交換手順

  1. トイレの電源・アース栓を外して、止水栓(元栓)を閉めよう。
    詳しい止水栓の閉め方はトイレの元栓の閉め方、開け方と水位の調整方法で詳しく説明しているので参考にしてほしい。
  2. 操作パネルのつまみ部分をマイナスドライバーなどで外しておく。
  3. 操作パネルの下から給水ホースが接続されているので、モンキーレンチを使って外してあげる。
    この際ホースを外すと水がこぼれるのでバケツなどで水受けにしてあげよう。
  4. 便座を便器から外してあげる。
  5. 便座の前後に接続されているネジを外してあげる
  6. 便座カバーを外して古いバルブユニットについている白いホースを外す、その際水タンクにたまった水が出てくるので便器に流そう。完全に水が無くなったら、新しいホースを付けてあげよう。
  7. 新しいバルブユニットに交換したら白いホース・透明のホース・白いコネクタを取り付ける。
  8. 元の手順どおり戻してあげる。

このように一連の流れを説明してみたので、是非実践してみてほしい。
と言いたい所だが、これだけではとても実践するのは敷居が高すぎる。

そして私はウォシュレットを自分で分解するのは基本的におすすめできない。
なぜなら、分解すると電化製品で在るがためにその複雑さがわかってくる。また、下手に分解して元通りに戻せなくなる可能性だってあるからだ。その際は、メーカーに修理依頼をお願いする選択肢が確実ではないだろうか。

2-2.温水タンクからの水漏れ

ウォシュレットには温水タンクがあり、常に水を貯めていて、水道圧をかけることでお湯が出てくる仕組みだ。
その、タンクから水漏れしている場合はタンク上部のフタのパッキンが劣化している可能性がある。メーカーに問い合わせて、型番を伝えれば新しいパッキンが手に入るので交換してあげよう。

2-3.操作パネル付近からの水漏れ

 

 

給水ホースなどの簡単なパッキンの交換程度であれば問題ないが、電磁系などで故障していたりすると交換するほうが良いだろう。
どこから水漏れしているか確認してメーカーに問い合わせよう。

3.ウォシュレットを交換する

 

上記ではウォシュレットで水漏れした場合の対処法をお伝えしたが、自分で修理するよりも交換してあげるほうが実は効率がいい。なぜなら、消耗品の交換などをして直してあげたとしても、また次にいつ他の部品が悪くなるかわからない。その度に修理をしていたら最終的に高くついてしまう可能性がある。

また、修理できる技量があればウォシュレットを交換してあげることはもっと簡単にできてしまう。だとしたら、複雑な電化製品を修理をするよりも新品に交換してあげたほうが長持ちもするしより安心して使うことが出来るだろう。

4.まとめ

 

ウォシュレットで水漏れが起きた場合、内部的な問題であれば交換してあげることをおすすめする。
しかし、パッキンなどの交換で済む場合はメーカーに問い合わせて新しいものと交換すれば直るはずだ。
水漏れがどこで起きているのかを特定し、それにあった対応をしてあげることが重要だ。

 

 

 

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