あなたは今、家のトイレがつまっていて、その直し方を調べているのではないだろうか?
そして、慣れないトラブルにどうすることも出来ずに慌てていないだろうか?
トイレのつまりは日常生活ではよくあることだ。
しかし、慣れないトラブルにあった場合でも慌てずに、順序を追って作業してあげればトイレのつまりは簡単に解消することが可能だ。
初めての方でも簡単に出来てしまうのだ。
そこで、このページではトイレが詰まってしまったときのラバーカップの使い方を説明していく。
もし、あなたが現在同じような悩みで困っていたら読みながら実践してほしいと思う。
必ず役に立てるはずだ。
Contents
1.ラバーカップの種類を知ろう
ラバーカップには、洋式用、和式用があり、形も少し異なる。
自分の家のトイレに合わせて使い分けて行こう。
和式用
この画像にあるタイプは和式用ラバーカップだ。
先端が出ていない、幅が広がっているのが特徴だ。
洋式用
これが洋式用ラバーカップ。
先が出っ張っており吸引部分が、和式用よりも狭まっているのが特徴だ。
見た目は一目瞭然だろう。
あなたの家が、和式なら上記で紹介した方を用意して、洋式であればこのタイプを用意するようにしてほしい。
中には筒先を出し入れできる、両方兼用タイプもある。
その場合は両方に対応できるので、心配する必要は無い。
2.トイレの種類を知ろう
和式トイレ
続いて、トイレの種類を見ていこう。
この画像にあるのが和式トイレだ。
学校などに良くあるタイプで、最近では家庭では余り見かけなくなった。
しかし、家庭によってはこのタイプを使っている方もいるのではないだろうか?
その場合は上記で説明した和式用ラバーカップを使用することになる。
洋式トイレ
そして、これが洋式トイレだ。
あなたの家にはこのタイプのトイレが設置されているのではないだろうか?
一般家庭で一番多く普及しており、和式タイプは最近では珍しくなってきている。
この場合は洋式用ラバーカップを使用することになる。
そこで、この章では普及率の高い洋式トイレで詰まった場合を想定して説明していくことにしよう。
3.ラバーカップの使い方を知ろう
ラバーカップは水が無い状態では効果がない。その為、水がある状態にしておく必要がある。
現在トイレの便器に水が無いようだったらバケツなどでラバーカップの上くらいまで水を溜めておこう。
そして便器の穴にカップを当てるようにしよう。
カップを押すときは、カップ内の空気をすべて押し出すイメージでゆっくり押し付けよう。
このときにカップの中は真空状態になっている必要がある。
何度か押し付けているうちに、ピッタリはまるポイントがあるはずなので、探してみよう。
カップが押し込まれたら、次に引き上げてあげる。
引き上げる際のコツとしては、勢いよくやってあげることだ。
押すときはゆっくり、引き上げるときは勢いよくだ。
そして、カップを引き上げると水が吸い寄せられ、その勢いで詰まっているものが動いて詰まりが解消される。
何度か押して、引いてを繰り返しているうちに、水がスーと引いたら詰まりが解消されたサインだ。
このとき、詰まりの原因となっているものが逆流してきたら、便器から取り出して処分してしまおう。もう一度流してしまうと、また詰まってしまう場合があるからだ。
しかし、詰まりが直ったとしてもすぐにハンドルを回して水を流してはいけない。
もし、詰まりが解消されていなくて、ハンドルを回してしまうと、便器内の水位が上がってきて、最悪の場合、便器から水が溢れ出す可能性があるからだ。
よって、まずはバケツなどで水を流してあげてスムーズに流れるのを確認してからハンドルを回すようにしてほしい。また、ラバーカップを使ったトイレつまりの直し方でも詳しく書いてあるので合わせて読んでおこう。
3-1.便器に水が溜まっている場合
もし、便器内に水がかなり溜まっている場合は、バケツで水をすくってから、便器内の水量を減らしてあげよう。
また、トイレ用ラバーカップは、一般のラバーカップより飛び散りにくくなっているので汚水で汚れることはほとんど無い。
しかし、用心としてカバーを掛けてあげればそういった心配も防げるはずだ。
大きめの透明ビニール袋などの底と側面を切って開き、真ん中に小さな穴をあけて、カップの棒部分を通してから便器にかぶせて使おう。
4.真空式パイプクリーナーでつまりを解消しよう
真空式パイプクリーナーは大型の水鉄砲のようなもので、ラバーカップよりも、吸引する力が強いのが魅力だ。
ラバーカップで直らなかった頑固な詰まりがこれを使ったら一発で直ったということもあるので、ラバーカップで直らなかったという方にはおすすめしたい方法だ。
つまりを直す原理としては、ラバーカップと同じだがポンプを使うことでより強力な吸引力と、押し上げ圧力がかかり、効果は抜群だ。
ホームセンターに行けば、ラバーカップと共置いてあるので準備しておくといいだろう。
4-1.真空式パイプクリーナーの使い方
カップを便器の穴に当てる。このとき、便器の穴にピッタリとフィットすれば水が無くても効果があるが、中々、合わない場合が多い。
フィットしなければ、ラバーカップと同様に水を溜めてから使うようにしよう。
よって水が引いていたらバケツなどで水を入れてあげる必要がある。
空中でハンドルをゆっくり押してあげる。
そして、カップを便器の穴に押し付けて、ハンドルを勢いよく引き上げよう。
一度で詰まりが解消されない場合は、この手順を数回繰り返してほしい。
このとき、単にトイレットペーパーなどが引っかかっているのが原因で詰まっている場合は、カップを便器の穴に当てたまま、パイプクリーナのハンドルを押す・引くを繰り返してもかまわないが、固形物などを流したときや詰まりの原因がわからない場合は、詰まったものを取り出すようにしよう。
そのためには、押すときは水からだして、引くときは便器の穴に当てて引くようにすると、詰まったものが便器の穴付近に戻ってくることがある。
詰まりの原因が戻ってきたら、ビニール手袋をした手を突っ込んで回収してあげよう。再度流してしまうとまた、詰まる可能性があるからだ。
水がスーと引いたり、詰まったものが回収できれば詰まりが解消されたと考えられるが、やはり一度バケツなどを使ってしっかり水が流れるかを確認してあげるようにしよう。
5.詰まりが直らない場合
おもちゃやボールペン、携帯電話といった固形物を便器に落としたら、必ず拾って流さないようにしてほしい。
流してしまうと、これらが排水部分に引っかかり、それにトイレットペーパーなどが絡まって完全に詰まってしまう。
その場合便器を外す必要もでてくるので注意が必要だ。
うっかり流してしまった場合はラバーカップを使うようにしよう。
それで、便器の水が少なくなれば汚水は詰まったものの周囲から流れているということだ。
便器の水が少なくなったら、バケツで水を入れ、再度、ラバーカップを使う、を何度か繰り返していると便器の中の水がきれいになっていく。
その上でラバーカップを使い続けると詰まっているものが便器の手前に戻ってくることがあるので、そのタイミングで取り出してあげるようにしよう。
もし、いくらやっても固形物が戻ってこない場合は、奥で完全につまってしまっている可能性があるので、その際は、プロに頼んで直してもらうようにしてほしい。
6.まとめ
トイレのつまりにはラバーカップ→真空式パイプクリーナーで解消することが出来る。
ほとんどはラバーカップで直すことが出来るが、あまりにも頑固なつまりには真空式パイプクリーナーを使ってみる。
ペーパー類のつまりは、ほとんどがこれで解消されるのでまず自分で実践してみてほしい。